新しいことを始めるということ
11月になりましたね。
新しいことを始めるということは、勇気も労力も必要です。
私が20年前にデータ分析に関する画期的な手法を思いつき、競馬という事業領域で実践し、その当時に今では到底考えられなかったパフォーマンスを実現できていたのも、人に先駆けて行動した結果だと思っていますし、今の私があるのも自分の信念を貫いた結果だと思っています。
私は画期的な方法を思いついたりしたら公表すべきだと思っています。詳細な部分は伏せておいても、それでも画期的なものはビジネスにすべきですし、そうやって今まで4つのビジネスモデルを世の中に作り出してきました。
もちろん、画期的な方法を思いついてフェイスブックやブログ等のSNSで公表しても、最初はそれは人々に受け入れられないと思っています。実際、私が競馬予想における高度なデータ分析の有効活用方法について提唱したブログにおいても、散々批判的な記事がありました。
当然優秀であれば優秀であるほど同業者にとっては脅威でありアンチや批判的なコメントが寄せられますし、誹謗中傷対策を自力でやろうとしても当時はインターネットプロバイダーの開示やらかなり面倒な手間になります。(そういうことをまとめて省庁などやってくれればいいんですけどね。)
衆院選もそうですが、情報が正しいかの見極めを個々人が行う必要があり、インターネットで情報を得ようとする場合は心理戦になりやすいので大衆迎合的な日本人は流されがちで注意すべきです。
さて、ヘッジファンドの世界と聞くと華やかな世界と思われがちですが、実際は地味な人間の集まりです。淡々と人と逆のことをやる社会不適合者の集まりがヘッジファンドだと思っています。